7月25日(日)石川県政記念「しいのき迎賓館」2Fガ
ーデンルームに於いて、元気カップ石川まるごとウオーク
・第2回フォーラム「歩育」推進フォーラムが開催された。
北実石川県ウオーキング協会会長より開会の挨拶のあと、
村山友宏日本ウオーキング協会会長の基調講演があり、
パネルディスカッションでは、朝原宣冶陸上競技オリン
ピックメダリスト、西田泰明石川県社会福祉協議会保育
部会長、村山友宏日本ウオーキング協会会長、山羽教文
日本ウオーキング協会主任研究員(コーディネーター)の
出演で繰り広げられた。
■写真は基調講演の村山氏
基調講演で村山会長は「歩育」という言葉は2000年9月に
山形県遊佐において、第4回ウオークサミット遊佐会議で
宣言されはや10年になります。歩育は食育と共に今後元
気な子を育てる重要ポイントであり、「歩く力が生きる力!
歩く喜びは生きる喜び!」である。また効果としては
①よい姿勢と身体機能感覚②全身持久力・粘り強いからだ
③自己統制力・集中力④自身と「やる気」⑤五感力⑥人間
らしい生き方他数々挙げることが出来る。今後県市町村な
どに各県協会を通じて働きかけて行きたいと述べた。
■写真はパネルディスカッションの出演者
パネルディスカッションで朝原氏はイベントに参加してい
る親子は問題ないが、参加しない人にどう働きかけるか?
親にどう発信するかが大切だと言っている。
西田氏は幼児は自分で歩く事により行動の範囲つまり世
界が広がっており親が生活の中で歩く事の楽しさを体験
させること。また社会全体として取り組む必要がある。
村山氏は具体的な取り組みとして学校で朝10分間ウオ
ーキングすることを提案したいと述べ、具体的な取り組み
例として埼玉県東松山や珠洲市を紹介した。コーディネー
ターの山羽氏からは内灘町の実例が紹介され中村内灘ウ
オーキング協会長が発表した。
■写真は朝原氏