◎2年ぶり参勤ウオーク再開、 最大の難所・碓氷峠を越える!
新型コロナの感染拡大で2年間足止めされた参勤ウオークは10月26日(火)と27日(水)に、ようやく「17日目・18日目」の旅から再開することができました。
■写真は軽井沢駅
2年ぶりの旅は、いきなり最大の難所・碓氷峠越えに挑むことになりましたが、スタート地点のJR軽井沢駅には54人が集結しました。中には千葉県から初参加の人もおり、参加者は長かった巣ごもり生活からまた旅に出られるようになったことを喜び合いました。
■写真は軽井沢宿つるや前
前夜までの雨も上がって爽やかな高原の空気を感じながら旧軽銀座(軽井沢宿)の中山道を抜け、いよいよ峠への登山道へ。森の中にガスがかかり幻想的な風景にも出会えました。
■写真は軽井沢から碓氷峠への山道を歩く。標高1,000メートルを超え、霧に包まれて幻想的
全員元気に峠道を登り切り、峠の頂上に鎮座する熊野神社でこの先の旅の安全を祈願。下りは所々の急坂で転倒しないよう慎重に足を前に出し、緊張しながら旧中山道登山口まで下山しました。
■写真は碓氷峠の参加者(県境をはさんで記念撮影。頂上の熊野神社が県境に鎮座しており、鳥居の真ん中から右側が群馬県、左側が長野県)
■写真は群馬県側登屋山口(参勤ウオーク最大の難所・碓氷峠をようやく越え、登山口にたどり着いて一息入れる参加者)
二日目はJR西松井田駅をスタートして松井田宿、安中宿、板鼻宿を通り、高崎宿のJR高崎駅にゴールする24㎞のロングコース。参加者は前日の峠越えの疲れも見せず、快晴の秋空の下、元気で中山道の上州路を歩きました。途中、雄大な妙義山を望み、史跡の杉並木を抜けて安中城下の武家長屋で昼食を取りました。
■写真は西松井田駅
■写真は「中仙道しのぶ安中杉並木」と詠まれた、天然記念の杉林を通過します。
■写真は旧安中藩武家長屋で食事
次回は11月16日(火)17日(水)に、いったん上田駅へ戻り、後回しにした軽井沢駅までの「15日目」と「16日目」のコースを歩きます。
情報・写真提供:大谷勝氏、松林知一氏