歩育を考える (歩育推進ネットワークいしかわ)
独立行政法人日本スポーツ振興センター
◎2022年度歩育事業における「研究情報の公開」について◎
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2022年度に石川県ウォーキング協会では,石川県内の保育園に通う幼児を対象に,宝探しカード導入前と導入中の身体活動量を調査しました.
この研究成果は,学会や専門誌などの発表に使用される場合がありますが,名前や個人が特定できるような情報が公開されることはありません.
しかしながら,自身(代諾者を含む)の情報等を研究に使用してほしくない場合や研究の発表について詳細を知りたい場合はお問い合わせください.
なお,申し出を行うことで,何ら不利益を受けることはありません.
□詳細資料参照(PDF)
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◎◎ 歩育のすすめ ◎◎
■歩育の定義
「日常の習慣的な歩行、非日常の行事などにおける歩行体験を通
じて、子どもたちの(生きていく力=人間力の基礎)を育む活動。
■歩育の理念
歩育は、五感を使った歩く喜びの体験を通じて、前向きにたくま
しく生き抜く力を培い、健やかな心身をつくり、人や自然とふれ
あい、生きていく育むこと。
■歩育の意義
①歩育は、生きる喜びを実感し、生きる知恵を学ぶ”誰でも取
り組み、体得できる”直接体験学習です。
②歩育は、”すべての子どもたちの体力を底上げする”可能性
を持っています。
③人間らしさの原点である「歩く身体活動」を軸とする歩育は”
最も基本的かつ発展性を有する”直接体験学習」です。
■子どもと歩こうYUZA宣言
2000年9月日本マーチングリーグ主催の山形県遊佐町で開催
された「ウオークサミット」で発表された、子どもと歩こう」Y
UZA宣言を紹介します。
「基本認識」
1)歩くことは、人間の基本であり、子供の時代にこそしっかり
身につけることが必要である。
2)歩くとは、からだを鍛え、心をつくり、生きる力を育む体験
活動である。
3)歩くことは、五感を開き、呼吸を深め4、脳を活性化するもの
である。
4)歩くことは、自然を学び、地域(郷土)を学び、感性を豊か
にするものである。
5)歩くことは、友情や思いやりの心を育て、人と人の絆を深め
るものである。
「三つの誓い」
①2キロまでは、いつも歩きます。
②家族や仲間と楽しく歩きます。
③歩いて心と体を鍛えます。
歩育のすすめ(ムーンスターホームペジより)
http://www.moonstar.co.jp/whatshoes/hoiku/
歩育のすすめ(PDF)ムーンスターホームペジより
http://www.moonstar.co.jp/whatshoes/hoiku/hoiku.pdf
■歩育の目的・実施効果
1)身体不活発をなくし、立つ力・歩く力を養う
2)からだをほぐし、からだの歪みを直す
3)心をほどき、ストレスを和らげる
4)五感力・感性を育て、脳の活性化する
5)適度の運動で免疫力・健康力を培う
6)自分を律し、自分に打ち克つ精神耐力を培う
7)前向きの意欲粘り強い行動体力を培う
8)郷土を知り、その誇り意識を育む
9)自然を知り、自然共生を育む
10)人との絆を広め、社会共生力を育む
■ウオーキング時の注意
1)水分の補給を大切に
水やスポーツドリンクをこまめに飲んで、水分を補給しよう。
2)暑いとき
ぼうしをかぶろう。太陽ギラギラの時間や場所をさけ、でき
るだけ日かげを歩こう。
3)寒いとき
厚着をして寒さを防ごう。手袋をはめよう。(ポケットに手を
入れるのは危険)
4)「がんばりすぎない」ことが大事!
こんなときには、むりしないでおこう
□睡眠不足 □だるい □熱っぽい□おなかが痛い
□頭が痛い □ごはんを食べていない
◎参考資料「歩育のすすめ」三省堂 編者村山知宏・山羽教文より